平野区喜連環濠地区を歩く
さーて今月のまち歩きはどこにしょうかな
先月の「大阪あそ歩」初めて参加に気を良くして今月もどこか行こうかと検討していました。
そうしたら「難波へ!伎人たちは大海原を越えて」
~喜連の民家、寺院、地蔵尊、環濠地区を巡る~
なんだかワクワクしそうな募集見出し。

.喜連については名前だけ知っていました。
でもどういう所だか全く未知の世界。
よーし今回はここにしよう。
予約OK
喜連に決定
さー出発だ
場所は平野区。地下鉄谷町線喜連瓜破駅改札口前集合
2015年10月1日(木)13;00
週間天気予報では10月1日は曇り。
だが当日は午前中曇り。歩き始めた午後1時過ぎには雨が降り出した。
激しい降りではない。でも傘をさしたほうがいい。
今回は参加者よりもガイドさんの方が人数多い。
それだけ地元の人の情熱を感じる。
地下鉄谷町線喜連瓜破駅周辺は賑やかだ。
喜連環濠地区に到着
しかし喜連環濠地区へ行くとなんだか人通りも少ない、
なんて書くと「喜連環濠地区」は隔絶された地域のように思えるかもしれない。
ある時期までは「喜連環濠地区」の周りは濠で囲まれていたそうだ。
だから環濠。
でも今は全ての濠は埋め立てられている。
喜連環濠地区の町中
今の喜連環濠地区には濠はないが古い時代の町並みを残している。
周りは変わったが、環濠内部はほとんど変わっていない。
だが喜連環濠のことを知らずにこの地域を歩いたら、単に古い町並みだなーと思うだけ。
でもでも、それでは困るんだ!
「喜連環濠」をもっと多くの人に知ってもらいたい。理解して体感してもらいたい。
ずーと残していきたい。
ということでこの地域のことをわかってもらえる取り組みも行われていました。
喜連環濠地区・案内板がとても便利
歩いていると喜連環濠地区・案内板がいたるところに設置されているのです。
しかもとても詳しい。
図解入り。
この案内板を見ればここが特別な場所だと気づく。
そーか、単なる古〜い町だけではなかったんだと気づく。
のほほ〜んと歩いていたのではダメだと気づく。
そして、よーし俺もボランティアに参加して、喜連環濠のことを
全国に広めようと思うようになる。
喜連環濠地区には古民家(築100年以上の建物)が多く残っている
古民家紹介の案内板
喜連環濠地区には古民家が20数軒近くも残っているのです。そして現在も使われているそうです。
1776年築 最も古い佐々木家
喜連環濠地区の出入り口には地蔵尊が祀られています
地蔵尊の案内板
しかし、色々気付いてもらうにはやはり喜連に来てもらわないと始まらない。
そんなわけで「大阪あそ歩」まち歩きはとても重要重大な責務を担った活動でもあるのです。
まち歩き中ですがちょっと休憩です
雨の中休憩場所の人がお出迎えしてくれました
抹茶と和菓子をいただきました。
まち歩きに疲れた時に利用するといいですね。
楯原神社入り口あたりにあります。
ガイドさんが熱っぽく語る
おっと張り切りすぎてあれこれ書きすぎました。
私は「大阪あそ歩」で参加したので、ガイドさん付です。
ガイドさんは橋本さんといいます。他数人のガイドさんも同行されました。
地元の人なので熱く深く心から喜連を愛しているようでした。
説明の仕方が尋常ではありません。
右見て左見て、などの既成の案内ではないのです。
雨降る中、たくさんの資料を携えて、私たち数人の参加者(ガイドさんの方が多い)に熱弁を振るうのです。
ガイドさんの説明を聞いている。
難しい話も多々ありましたが、興味ある事柄ばかりで時間の経つのも忘れはせずに聞いていました。
長く続いてきた喜連環濠集落ですが、現在はその役目を終えています。
しかし今ある町並みなど歴史の重みは今後も残していってもらいたいです。
多くの人が喜連を訪れてほしいものです。
今回歩いたコースなどはHP本文2015-10-1を見てください。